思いやりを設計に込めて、おもてなしのサロンへ/東京都 RELEASE HAIR ESTHETIC 大塚リノベーション事例

EXAMPLE

施工実例

RENOVATION

東京都 RELEASE HAIR ESTHETIC 大塚

思いやりを設計に込めて、おもてなしのサロンへ

木下の賃貸で理想の物件を見つけられたオーナー様は、そのご縁から木下のリフォームにもご依頼くださいました。サロンは幅広い年代のお客様に利用していただくため、バリアフリー設計や、歩行に不安のある方への動線の工夫も施しています。また、女性のお客様が多いためトイレの音などにも配慮しました。「自分が知っている範囲だけでは限界がある」と話されていたオーナー様は、デザイナーの提案を受けて多くの気づきを得られたそうです。中でも“ジャパンディスタイル”との出会いは新鮮で、世界が広がる体験となったようで、特に壁紙を貼った瞬間「コレだ!」と直感されたそう。柄や色だけではなく“質感”にも深く感動したとのこと。完成した空間は「まさに120%の満足を得られる仕上がり」と笑顔で話されていました。美容室のコンセプトは「髪から再生させる美学」。丁寧なカウンセリングを通じて、お客様の魅力を引き出す場所で、ぜひ自分を整える時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

    CUT SPACE
    オープン設計で交流が生まれるカットスペース

    日本の「和」と北欧の「スカンジナビア」を融合させ、落ち着いた色合いの空間。天井高を活かしてダクトレールを設置し、照明の移動や防犯カメラ、ファンの取り付けなど、機能性も確保しています。バックルームを設けず、オープンなつくりにすることで、スタッフとお客様の交流を促しつつ、適度なパーソナルスペースも実現しています。

    RECEPTION AREA
    ゆったり過ごせる外向きスタイルの待合スペース

    待合スペースは、外を眺めながらくつろげる外向きスタイルに。造作カウンターは年配の方でも安心して座れるよう低めに設計し、携帯電話が充電できるコンセントも設置。窓から差し込む柔らかな光が、待っている人の心を和ませ、居心地の良い穏やかな時間を演出します。

    BARRIER-FREE
    心配りが詰まったサロンデザイン

    車椅子利用者にも配慮し、スロープや手摺りを設置。家具は固定せず自由にレイアウト変更でき、動線を確保。腰壁裏には流し台を備え、飲み物も提供。レジスペースをあえて設けず、カットチェアに座ってから支払いまで席を立たずに完結できる接客スタイル。カットスペース側の床はダークグレーで、髪や汚れが目立ちにくい工夫も施されている。

    LIGHTING
    変化に応える、しなやかな照明プラン

    美容室に必要な明るさは法律で定められているため、他店舗を参考にしながらプランニング。空間に合わせて選んだペンダントライトや、光の色味を変更することができるスポットライトは、天井に設置したダクトレールによって位置も自在に調整できます。機能性とデザイン性を兼ね備えた、快適で美しい照明演出が実現しました。

    TOILET
    ユリの葉がそっと彩る、清らかな空間

    車椅子を押して無理なく入れる広さにしたいという強い思いから、介助者の方にも負担がかからないサイズ感を重視し、結果的にゆとりある贅沢なスペースを確保しています。アクセントクロスには、サロンのテーマであるユリの葉をモチーフにした色味を取り入れ、清潔感と落ち着きのある印象を与えるデザインに仕上げました。

    FACADE
    造作から生まれる、唯一無二の外観デザイン

    店舗の顔となるファサードは、ドアや窓、スロープまですべてを造作で仕上げました。一つひとつ丁寧に設計したことで、鍵穴の色にまでこだわりが光ります。外壁もテーマカラーを採用。落ち着いたグリーンと自然素材が調和し、店舗全体にやさしい風格と温もりをもたらしています。

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